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離婚・恋愛トラブル相談                                   目次へ戻る


  〆第2回 「知っておくと役立つ、離婚裁判の専門用語(1)」
   
法律用語は外国語!


≪はじめに≫


今回は、法律用語の説明です。退屈なテーマなので、必要になってから戻ってきくださっても構いません。

法律用語は、外国語のようなものです。知らないとワケが分かりませんが、知ってしまえばそれまでの話です。そこで、離婚手続きや専門書でよく出くわすであろう用語であって、知っておけば理解も早くなるものについて説明をしようというのが、今回のテーマです。



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  婚姻費用分担事件研究会 編

婚姻費用分担請求の申立書の書き方、婚姻費用の額を算定する際の諸般の問題、例えば、住宅ローン、大学の学費、医療費など最近の裁判実務の扱いを解説。また、その記入例も紹介。

弁護士などの専門家に頼らずに独力でやってみる為のノウハウが色々と詰め込まれた一冊です。



§お勧め資料§




● 『要件事実マニュアル〈5〉
   家事事件・人事訴訟・DV』
   岡口 基一 (著)
  (ぎょうせい 2010年7月)

要件事実とは聞きなれないタイトルの実務家向け専門書。実務上必要となる情報が凝縮されている本なので、本講義でもテキストに指定しています。

見た目はワケの分からない記述となっていますが、読み方さえ知れば、裁判を戦い抜く上での教本となってくれます。特に、実務上、何か手続の申立てをしようとすれば必要となる「申立ての趣旨」の記載例が網羅的に載っているのが、魅力的。

弁護士に頼らずに自分で裁判をやり抜けるには、結局、多様な「申立ての趣旨」の記載例を知る必要がありますので、ネット検索で方々を駆けずり回るよりは、信頼性のあるこの本を手元においておくのが、早道です。





● 『損しない傷つかない
   離婚の本』
   太田 宏美  監修
  (永岡書店 2005年04月)

一般向け図書としての離婚マニュアル本。弁護士が監修。多色刷りと、ポイント毎の図表やチャートなどで、大変読みやすい作りとなっています。内容面でも、手続きについて類書よりも詳しく書かれており、重宝します。

本当に良くできたマニュアル本で、値段も廉価なので、離婚を考えたのなら是非手元におくべき一冊です。





● 『離婚のための準備と手続き』
   鈴木 幸子  (監修)
  (新星出版社 2007年2月)

一般向け図書としての離婚マニュアル本。弁護士が監修。3色刷りなので、レイアウト的にも分かりやすく、読みやすいテキストであると思います。監修が女性弁護士なので、女性向けに配慮しているような感じがします。値段的にもお手ごろなので、入門書としてお勧めします。