拍手で応援
お願いします♪







Lawschool
 趣味の本人訴訟セミナー
目次へ戻る


  [予備的請求の書き方、書式は?]


≪予備的請求の訴状サンプル≫


本人訴訟に臨もうとする方からよくある質問の一つが、「予備的請求の書き方、書式」です。

この手の質問者がズバリ聞きたいのは、「質問者さんの事案について予備的請求が認められるか、あるいは、予備的請求をすべきか」ではなくて、単純に、「予備的請求をしたいのだが、請求の趣旨は、具体的にどのような記載方法で書くべきなのか?」という点にあることが多いです。

これについては、長々とした解説よりもサンプルを見れば分かるので、まず下の訴状サンプルを参照してください。


   コンテンツ(電子書籍)を購入して、続きを読む









≪コンテンツ(電子書籍)の紹介≫


予備的請求とは、主位的請求の認容を解除条件としてあらかじめ予備の請求を申し立てることをいいます。互いの請求について両立しない場合に限って認められます。

予備的請求に関して、新堂先生のテキストでは、次のように解説されています。

“原告としては両請求に順位をつけ、どちらでまず勝ちたいかを明らかにする必要があり、それゆえに、両請求をつけることを条件として両請求の併合審判を可能にする道を認めるのが、この予備的併合というテクニックである。したがって、各請求が両立する関係にあってとくに順位をつける必要のない場合にまで、条件付申立てを含むこのような併合形態を認める趣旨ではない。当事者が仮に各請求を予備的に併合した形の訴えを提起しても、単純併合として取り扱うべきである。”と。


このような予備的請求を活用したい場合、訴状作成上のルールがどのようなものであり、どのような記載をすべきか? 本書は、記載例を交えて解説します。








 ● 訴訟のあれこれ編
   1 “まずは知ろう「裁判にかかる費用」”
   2 “弁護士に頼むべきか、自分でやるべきか”
   3 “見せかけの争点に騙されない”
   4 “「本人訴訟は不利である」、改めて、その覚悟を”
   5 “100人の弁護団?”
   6 “もう一度確認、本当に、訴えて割に合う?”
   7 “民事訴訟に関する法律や手続きを、学習する”
   8 “要件事実とは、何ですか? どう活用するの?”


   〆 民事訴訟一般の解説 (鳥取地裁・家裁HP)

目次へ戻る


LawSchool 目次

T 訴状編
【訴状】の書き方などの解説。

U 答弁書編
【答弁書】、【準備書面】などの解説。

V 本人訴訟編
本人訴訟をする上での初歩的な心構え。

W ネットトラブル編
ネットにかかわる各種トラブルの各論。



  葵の本人訴訟セミナー 受講生募集中!今すぐ、Click!
  >> 専門家でない普通のあなたが裁判をするには? そのノウハウを解説












HOMEへ


    




§お勧め資料§




● 『法務担当者のための
  民事訴訟対応マニュアル』
  田路 至弘  編著
  (商事法務 2005年10月)

民事訴訟手続きの全般について、本格的な解説およびサンプル書式がそろった、一般向けのマニュアル本です。

目次ページで紹介した新銀座の『Q&A』から、次のステップアップにはこの本が適当ではないでしょうか。

執筆人は弁護士ですし、また、出版社も法律専門誌を扱う商事法務、そして、この本のメインのターゲットがそのタイトルにもあるように企業の法務担当者ですので、内容面においても使い勝手の良いマニュアル本だと思います。





● 『書式 民事訴訟の実務』
  大島 明
  (民事法研究会 2012年5月)

民事訴訟をする上での基本的な手続きの解説とともに、書式のサンプルが載っている実務書です。各種の訴訟類型ごとの訴状・準備書面等の記載例も載ってもいます。

書式のサンプルを探しているような初心者の場合、不確かなネットのものよりも、まずは、著者が明らかな、こういうテキストの記載例を参照することの方が無難だと思います。







ホームへ