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 趣味の本人訴訟セミナー
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  [本案前の答弁の書き方、書式は?]


≪本案前の申立、その答弁書サンプル≫


「本案前の答弁」なるものについての疑問で多いのは、やはり、単純な項目立ての仕方という意味での書式・書き方です。

つまり、「本案の答弁をしてしまうと【本案前の答弁】が認められなくなるのは分かったが、問題は、なら、『答弁書』において、この【本案前の答弁】をどのように記載していけばよいのか?」「そもそも、【本案前の答弁】をしたい場合、先に『答弁書』を出してしまって良いのか?」ということに尽きます。これは、実務の書式集でもなぜか明示的なサンプルがないため、よく質問が出るところです。

これについては、長々とした解説よりもサンプルを見れば分かるので、まず下記を参照してください。・・・


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≪関連トピック Q&A≫

⇒ ロースクール・答弁書編04 「本案前の答弁とは?」参照













●  『要件事実マニュアル 第3版』
   岡口 基一(ぎょうせい 2010年)

今や、どの実務家の書棚にも鎮座している類の本。要件事実の定番本。

旧版までは、民法などの実体法を理解する為には、あまり使い勝手が良くありませんでしたが、上下巻・2文冊セットが、5冊シリーズへとボリュームアップしたことに象徴されているように、基本的知識や参考文献リストなど、学習にも配慮されたものになっています。

要件事実本の中では、項目が網羅的に収められていて便利である上、どこが要件事実の項目であるかも、視覚的に分かりやすく(解説と)分離されており、比較的調べやすいと感じます。

また、それぞれの項目で、「よって書き」についての記載例などもついており、初心者にとってはありがたいものといえるでしょうか。


【目次】
  第1巻(民法)
   第1編 総論
   1 要件事実論総論
   2 民事訴訟一般

   第2編 民法1
   1 民法総則
   2 物権
   3 債権総論


  第2巻(民法)
   第3編 民法2
   4 契約総論
   5 契約各論1
   6 契約各論2
   7 不法行為
   8 親族・相続
   9 不動産特別訴訟








 ● 訴訟のあれこれ編
   1 “まずは知ろう「裁判にかかる費用」”
   2 “弁護士に頼むべきか、自分でやるべきか”
   3 “見せかけの争点に騙されない”
   4 “「本人訴訟は不利である」、改めて、その覚悟を”
   5 “100人の弁護団?”
   6 “もう一度確認、本当に、訴えて割に合う?”
   7 “民事訴訟に関する法律や手続きを、学習する”
   8 “要件事実とは、何ですか? どう活用するの?”


   〆 民事訴訟一般の解説 (鳥取地裁・家裁HP)

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LawSchool 目次

T 訴状編
【訴状】の書き方などの解説。

U 答弁書編
【答弁書】、【準備書面】などの解説。

V 本人訴訟編
本人訴訟をする上での初歩的な心構え。

W ネットトラブル編
ネットにかかわる各種トラブルの各論。



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§お勧め資料§




● 『法務担当者のための
  民事訴訟対応マニュアル』
  田路 至弘  編著
  (商事法務 2005年10月)

民事訴訟手続きの全般について、本格的な解説およびサンプル書式がそろった、一般向けのマニュアル本です。

目次ページで紹介した新銀座の『Q&A』から、次のステップアップにはこの本が適当ではないでしょうか。

執筆人は弁護士ですし、また、出版社も法律専門誌を扱う商事法務、そして、この本のメインのターゲットがそのタイトルにもあるように企業の法務担当者ですので、内容面においても使い勝手の良いマニュアル本だと思います。





● 『書式 民事訴訟の実務』
  大島 明
  (民事法研究会 2012年5月)

民事訴訟をする上での基本的な手続きの解説とともに、書式のサンプルが載っている実務書です。各種の訴訟類型ごとの訴状・準備書面等の記載例も載ってもいます。

書式のサンプルを探しているような初心者の場合、不確かなネットのものよりも、まずは、著者が明らかな、こういうテキストの記載例を参照することの方が無難だと思います。







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