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       過払金返還請求は、テレビコマーシャルなどでも有名になりました。
       でも、そろそろ、過払金バブルも終わりが見えてきて・・・。今からやるなら、どうしたら!






 X 「過払裁判の豆知識」編・目次

 ● 専門家への依頼 編

   ◆ 「過払金トラブルの相談先、専門家の選び方
   ◆ 「『専門家の言うことだから』と、鵜呑みにしない!
   ◆ 「過払金請求は、減額されることが多い?
   ◆ 「代理人との報酬トラブル 回収金の6割のぼったくり!


 ● 自分でチャレンジ 編

   ◆ 「本人訴訟で、大丈夫?
   ◆ 「過払裁判をシミュレーションする! 判決文を読む
   ◆ 「破産免責後の過払金請求は、可能? 権利濫用?
   ◆ 「本人訴訟 (過払訴訟)判例は、どうやって入手する?
   ◆ 「業者が取引履歴を開示しない場合の、立証軽減
   ◆ 「過払金の請求以前に、強引な取立てを何とかして!

   ◆ 「過払金の利息は何%で、いつ発生する?
   ◆ 「悪意の受益(非債弁済)なので、不法行為?【簡略版】
   ◆ 「複数の業者を訴える場合  管轄は?
   ◆ 「他人とひっくるめて訴えられた場合  管轄は、簡裁?


   ◆Ex 「消費者金融が倒産したら、過払金はどうなるの? /債権届出期間内のケース
   ◆Ex 「消費者金融が倒産したら? /債権届出期間後(最高裁平成21年12月4日判決)
   ◆Ex 「(もう一歩前へ)更生債権届出がなされなかった過払金返還請求権
   ◆Ex 「届出がされなかった再生債権の帰趨 最判平成23年03月01日


 ● 関連コンテンツ

   ◆ “一部請求の書き方・書式は?”
   ◆ “予備的請求の書き方・書式は?”








●  『Q&A 過払金返還請求の手引(4版)』
   名古屋消費者信用問題研究会 編著
   (民事法研究会 2010年6月)

過払金返還請求訴訟を(自分で)やろう思うなら、お勧めなのが、この本。

基本的な論点となるべき箇所が網羅され、その上、各種訴訟資料のサンプル、利息計算用のエクセルシートのデータファイルまで付属されており、実務者向けの完全なマニュアル本となっています。

値段的には、3版の3000円からするとやや高くなりましたが、執筆者が弁護士なので、内容面での正確性にも安心があります。

この本を買って手元に置きつつ、なお不明な点について他の本を立ち読みなどでつまみ食いすれば、事足りるのではないでしょうか。





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◆ 「Lawschool」編
   訴状、答弁書、準備書面といった裁判書類の書き方など。


◆ 「本人訴訟を考える」編
   本人訴訟の心構え、基礎知識。






【収録コンテンツ一覧】

1章 悪意の受益(非債弁済)なので、不法行為?

2章 経営者の不法行為責任を追及する!

3章 「悪意の受益者」をめぐる攻防

付録1 利息請求における訴状記載上の注意点

付録2 訴状サンプル(過払金返還請求)




  【裁判所提供の書式・サンプル】

〆 鳥取地裁・家裁HP
* 民事訴訟一般の便利な解説

〆 名古屋地裁・家裁HP(1)
* 小額訴訟の解説

〆 仙台地裁・家裁HP
* 公示送達申立書
* 住居所・就業場所等調査報告書
* その他送達証明なども充実

〆 富山地裁・家裁HP
* 期日変更申請書
* 調停不成立等証明申請書
* 認知申立書
* 不在者財産管理人選任申立書
* 事件継続証明申請書
* その他家事・督促事件など

〆 名古屋地裁・家裁HP(2)
* 破産・民事再生
* 遺言書検認
* 遺産分割調停申立書
* 相続関係図
* 特別受益目録ほか相続事件
* その他成年後見事件など

〆 東京地裁HP
* 労働審判手続
* 借地非訟事件



【書式・テンプレート集】
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§お勧め資料§



● 『改訂新版・過払い金
   回収マニュアル』 [単行本]
  名古屋消費者信用問題研究会 (著)
  (ダイヤモンド社 2009年9月)

過払金の返還請求を考えた初心者には、まずは、この本がお勧め。

執筆人が弁護士等と安心がありますし、また、裁判所を介した手続きのやり方や、それ以前の段階での、取引履歴の開示請求、不誠実な対応に対する行政処分の申立て方法等、内容面でも充実したものとなっております。

ただ、この本は入門書ですので、より深く学ぶ上では、同じ執筆陣で書かれた実務書『Q&A過払金返還の請求の手引』(民事法研究会)が優れています。書式やサンプル、判例解説なども充実しています。

もっとも、『Q&A手引』はそこそこ値が張りますので、ひとまずこの入門書を書店で見るなりして、「本当に自分でできるのか?」について検討してみて下さい。





● 『簡裁消費者訴訟の実務』
  全国青年司法書士協議会  編著
  (民事法研究会  2005年)

司法書士執筆の訴訟実務本。消費者訴訟の分野について、主要な領域がカバーされており、かつ、近年過払いバブルに湧いていた司法書士業界だけあって、過払金返還請求などに取り組もうとする駆け出し実務家向けのマニュアル本(専門書)となっています。

従って、過払金返還請求を初めとした債務問題で、本人訴訟を考えるのであれば、これをお勧め。

訴状記載例などの書式サンプルも豊富なうえ、記載例それ自体もある程度のまとまりのあるものとなっており、素人には非常に参考になるのではないかと思われます。

なお、『Q&A過払金返還の請求の手引』(民事法研究会)と比べると、過払金問題に限らず、債務整理関連、悪徳商法対策などの消費者契約法関連も対象に含めており、汎用性が高いと言えます。





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